2006-01-01から1年間の記事一覧

大和田秀樹 機動戦士ガンダムさん (つぎの巻) (角川コミックス・エース (KCA40-18))

機動戦士ガンダムさん さいしょの巻が面白かったので、続けて購入。こちらのほうがより笑える。思わず41話から見直してしまった。「彗星ひよこ」と「隊長のザクさん」が良い。

大和田秀樹 機動戦士ガンダムさん さいしょの巻 (カドカワコミックスAエース)

機動戦士ガンダムさん 表紙の「いけません大佐・・・」で購入。結構面白い。

吉本敏洋 グーグル八分とは何か

グーグル八分とは何か 「悪徳商法?マニアックス」の運営者によるグーグル八分の解説書。やはり申請により強制的にグーグル八分にするやり方は納得がいかない。彼らが好きなスター・ウォーズにおける帝国そのものなのではないのか?

秋月達郎 京都産寧坂殺人物語 (ジョイ・ノベルス)

京都産寧坂殺人物語 今回はたまたま見つけてしまった。このタイミングで見つけていなければ入手できなかっただろう。しかし、もういい。竹之内潤一郎が戻ってくるまではもう買わないことにする。

伊坂幸太郎 アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

アヒルと鴨のコインロッカー さらに朦朧とした中で読書。伊坂幸太郎5冊目にしてやっと面白いと思った。カットバックという手法うんぬんではなく。椎名の叔母は『陽気なギャングが地球を回す』に出てくる人で、『重力ピエロ』同様に他の作品とほんのわずかに…

梅田望夫 平野啓一郎 ウェブ人間論 (新潮新書)

ウェブ人間論 風邪を引いて朦朧とした中で読んだせいかあまり面白くない。平野啓一郎という人も知らないし。Googleがスターウォーズ好きって言うところが面白かった。『ウェブ進化論』のところで書いたGoogleの思想は宗教的な心情ではなくて、単にジェダイの…

黒田勝弘 “日本離れ”できない韓国 (文春新書)

"日本離れ"できない韓国 さらに朝鮮半島関係。李王朝の最後の末裔が亡くなったのが2005年のことだったとは。このことはあまり話題にならなかったように思う。結局、朝鮮は日本の支配下から自力で独立を勝ち取っていないことが原因なのか? でも台湾はどうな…

鄭大均 古田博司[編] 韓国・北朝鮮の嘘を見破る―近現代史の争点30 (文春新書)

韓国・北朝鮮の嘘を見破る 西風隆介の『神の系譜』を読んでいて気になったので。もし韓国・北朝鮮のこう言われたらどう答えるか。併合前の朝鮮がどのような世界であったのかについてはあまり知らない。直前まで李氏王朝が続いていたようだ。

北方謙三 水滸伝 3 輪舞の章 (集英社文庫)

水滸伝 三 輪舞の章 北方版水滸伝第3巻。宋江が旅立つまで。登場人物が多いのでメインキャラクター以外はきちんと認識できていないかも。

西風隆介 神の系譜 竜の源 高句麗 (トクマ・ノベルズ)

神の系譜 竜の源 高句麗 久しぶりに『神の系譜』シリーズが出た。今回も3分割くらいで出版されるのか。ずいぶんと炎上しそうなネタだけど大丈夫なのか。 ラストの水野さんは妹かな。

冲方 丁 マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA),マルドゥック・ヴェロシティ 2 (ハヤカワ文庫JA),マルドゥック・ヴェロシティ 3 (ハヤカワ文庫JA)

, マルドゥック・ヴェロシティ マルドゥック・スクランブルの続編かと思ったら「ボイルドができるまで」を描いた前日譚だった。しかし、このボリュームは不必要に長いと思う。いくつかのモチーフがあまり整理されずに詰め込まれているような気がする。09とカ…

茅田砂胡 ソフィアの正餐会―クラッシュ・ブレイズ (C・NOVELSファンタジア)

ソフィアの正餐会 もう前回の話を覚えていない。今回の話は自分としてはかなりぎりぎりのところだ。

冲方 丁 マルドゥック・スクランブル―The First Compression 圧縮 (ハヤカワ文庫JA),マルドゥック・スクランブル―The Second Combustion 燃焼 (ハヤカワ文庫JA),マルドゥック・スクランブル―The Third Exhaust 排気 (ハヤカワ文庫JA)

マルドゥック・スクランブル 以前読もうとして手に取ったことがあるのだが、3巻そろっていなくてやめたことがある。今回続編が出版されたことで、また平積みになっていたので購入。アニメ化するようだ。最初から最後まで気になるのが場所や時代とその社会シ…

しげの秀一 頭文字D(34) (ヤンマガKCスペシャル)

頭文字D 今度は3ヶ月のインターバルで出た。やはりまだヤビツ峠のまま。しかしヤビツ峠行ってないな。

岡田暁生 西洋音楽史―「クラシック」の黄昏 (中公新書)

西洋音楽史 久しぶりにベートーヴェンを聞いていたら、この人はいつの時代の人なのか気になり購入。いわゆるクラシックというものは18世紀の後半くらいからのものであり、割と最近のことであることがわかった。

北方謙三 水滸伝 2 替天の章 (集英社文庫)

水滸伝 二 北方版水滸伝の文庫第2巻。今回は梁山湖の山塞を奪い、梁山泊とするところまで。登場人物が多いので誰が誰だかわからなくなる。

マイクル・ムアコック 夢盗人の娘―永遠の戦士エルリック〈5〉 (ハヤカワ文庫SF)

夢盗人の娘 エルリック新3部作、第1弾。なんと2001年に出版されていたもの。内容も第二次世界大戦のドイツの伯爵ウルリックがエルリックの転生で、エルリックの娘であるウーナと三人で平行世界を冒険するもの。メルニボネのドラゴンがドイツ空軍をやっつけち…

飛 浩隆 ラギッド・ガール―廃園の天使〈2〉 (ハヤカワSFシリーズ―Jコレクション)

ラギット・ガール 最近読んだばかりのグラン・ヴァカンス―廃園の天使〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)がとても印象的だったので購入。5編の中篇からなるが、いずれも『グラン・ヴァカンス』よりも時間的には前の話になる。今回も緻密な読書時間を堪能することができた…

ダン・ブラウン デセプション・ポイント〈上〉 (角川文庫), デセプション・ポイント〈下〉 (角川文庫)

デセプション・ポイント 角川書店、ダ・ヴィンチ・コードのDVD発売に合わせて文庫化なのか? ラングドン・シリーズではないが、同じようにほぼ24時間という短い時間を描くのは変わらない。ヒーローとヒロインの関係についてもまったく同じに思われる。この人…

千秋寺亰介 怨霊記 魔洞界〈4〉京都炎上篇 (トクマ・ノベルズ)

怨霊記 魔洞界 京都炎上編 ほぼ一年ぶりの続編。前の話から続いていることすら忘れていた。次の巻では対風魔の戦いが描かれるはず? でも、またここまでの話は忘れてしまっていることだろう。

飛 浩隆 グラン・ヴァカンス―廃園の天使〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

グラン・ヴァカンス 知らない作家だったが装丁とカバーの解説で購入。なかなか面白い。スタートレックでいうところのホロデッキ・キャラクターなのだが、もっと緻密な印象を受けた。文章が綺麗なせいかも知れない。いろいろと開示されないなぞは続き『ラギッ…

北方謙三 水滸伝 1 曙光の章 (集英社文庫 き 3-44)

水滸伝 北上次郎氏絶賛の北方版水滸伝の文庫版が刊行開始された。これから毎月出版されるようだ。水滸伝は読んでいる気がするのだが、誰の物かは覚えていないし、内容もはっきり覚えているわけではないので、北方版だからどうということはいえない。面白いの…

be文庫編集部編 京都食楽手帖 (集英社be文庫)

京都食楽手帳 ずいぶん前に出版されていることは気が付いていた。パラパラ立ち読みして二條ふじ田が紹介されているのも知っていた。それでスルーするつもりだったのだが、やっぱり買ってしまった。どうせしばらくは京都に行けないのに。いや、行けないからこ…

あさのあつこ NO.6♯1 (講談社文庫)

NO.6 #1 『バッテリー』よりもこちらのほうが面白いと何かで読んだ気がする。第1巻を読んだ限りでは、『バッテリー』と同じように2人の少年の友情ともいい難い微妙な関係が話の中心にならないか心配だ。 NO.6のような都市が存在できるためには食料やエネルギ…

東 直己 駆けてきた少女―ススキノ探偵シリーズ (ハヤカワ文庫JA)

駆けてきた少女 ススキノの便利屋さんのシリーズなのだが、なにか読んだことがあるような気がしていた。そうしたら終わり近くで去勢ショーの話が出てきて、これはススキノ、ハーフボイルド (双葉文庫)の事件を探偵の視点から見ている事に気が付いた(という…

佐々木譲 天下城〈上〉 (新潮文庫),天下城〈下〉 (新潮文庫)

天下城 最近ではカバーしきれていないが、佐々木譲ということで購入。この人は北海道関係ならば無条件で買いなのだが、それ以外の場合でも面白そうな場合は買う。 これは安土城の石垣を積んだ男の話。割と最後まで淡々と語られる。もっと波乱万丈な生涯が描…

ジョージ・R・R・マーティン 七王国の玉座〈5〉―氷と炎の歌〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)

七王国の玉座V ついに『氷と炎の歌1』が完結。この巻で重要な人物が死んでしまう。次の『王狼たちの戦旗』へ持ち越された事柄は 王位争い、ラニスター家内の争い デーナリス・ターガリエンとドラゴン 北の異人 サンサとアリア というところか。 ローマ人の物…

塩野七生 ローマ人の物語〈27〉すべての道はローマに通ず〈上〉 (新潮文庫),ローマ人の物語〈28〉すべての道はローマに通ず〈下〉 (新潮文庫)

, ローマ人の物語 すべての道はローマに通ず ローマ人の物語の第10巻に相当するこの上下巻は、これまでの年代順の記述とは異なり、インフラストラクチャーについてまとめられている。インフラストラクチャーとはハードなものでは街道、橋、上水道などであり…

京極夏彦 邪魅の雫 (講談社ノベルス)

邪魅の雫 久しぶりの京極堂だったのだが、期待したほどは楽しめなかった。探偵自身の話でもあるので、あまり活躍しなかったからなのだろうか。語る主体が誰なのかを隠しての一人称記述部分が気持ち悪い。京極堂の語りもさえないし。とりあえず。

カルロス・ルイス・サフォン 風の影〈上〉 (集英社文庫), 風の影〈下〉 (集英社文庫)

, 風の影 7月に出版された時はスルーするつもりだったが、ちょうど読む物がなくなったのと重版されたのが重なったため購入した。かなり面白かったのだが、登場人物の口調にはなじめなかった。もちろん翻訳のせいなのだろうが、バルセロナの人はこんな話し方…