2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

茅田砂胡 ミラージュの罠―クラッシュ・ブレイズ (C・NOVELSファンタジア)

なんとなく事件に巻き込まれてしまう。ダグラスとなぜ知り合いなのはすっかり忘れてしまっている。所詮敵がしょぼいのか、最後の痛快さは今ひとつ。

北方謙三 水滸伝 10 濁流の章 (集英社文庫 き 3-53)

第10巻。これでようやく半分だ。今回は対呼延灼の戦い。結局、呼延灼は梁山泊へ鞍替え。今回はなかなか面白かった。

畠中 恵 ねこのばば (新潮文庫)

妖怪若旦那シリーズ第3弾。思ったよりも読書集中度が高まった。『産土』の仕掛けに引っかかってしまった。

藤崎慎吾 鯨の王

5月に出ていたのにあっさり見逃す。最近チェック能力が甘くなっていることを痛感。深海に暮らし、海面に浮上しない巨大なクジラの話。米海軍の攻撃型原潜対クジラの戦いが見もの。海の中のことなのでビジュアル的には弱い。須藤先生の家族の話がもっとあって…

畠中 恵 ぬしさまへ (新潮文庫)

病弱で妖怪の血を引く若旦那シリーズ第2弾。今回は短編集。兄、松之助の出る『空のビードロ』が良い。

辻井達一他 北海道の湿原

久しぶりに北海道新聞社の本を購入。改めて見てみると北海道の湿原にはかなり行っている事がわかる。サロベツや釧路湿原も良いが、猿払の湿原群が注目されていなくて好ましい。雨竜沼にも全然行っていないのだが、相変わらずなのだろうか。

マイクル・ムアコック 剣のなかの竜―永遠の戦士エレコーゼ〈2〉 (ハヤカワ文庫SF)

『エレコーゼ』シリーズって2巻しかなかったのか。彼が振るったは2つに割れ、やがてストーンブリンガーとモーンブレードになるのだろうか。 「もう記憶はいらない。過去のであろうと、未来のであろうと。」という文が印象的だ。

大石英司 ぼくらはみんな、ここにいる (中公文庫)

吹奏楽部の文字に引かれて買った。プロローグの再会のイメージが強く印象に残る。別にSF的な説明は無い。生徒たちもキャラクターが立っていない。 このような話ではどこかで必ずカットが入って場面転換があるはずで、半分過ぎたくらいから今か今かと期待しつ…

浅田次郎監修 天切り松読本 (集英社文庫)

『天切り松』シリーズのガイドブック。このシリーズはとてもすきなのだが、どうせなら第4巻の文庫化をしてから出して欲しかった。

上橋菜穂子 闇の守り人 (新潮文庫)

『守り人』シリーズ第2弾。世界が薄っぺらい感はあるが、まあ面白い。しかし、何でユグロという人はあんなに悪い人なのだろう。 ところで、タイトルだから仕方が無いかもしれないが、『守り人』シリーズと呼ぶのはおかしいのではないだろうか。ちなみにアニ…

北方謙三 水滸伝 9 嵐翠の章 (集英社文庫 き- 3-52)

9巻だ。楊令は王進の所に連れて行かれるくらい? 林冲にやられた敵の女が梁山泊の仲間になるのはどうなんだろう。