2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

佐藤賢一 カポネ 上 (角川文庫),カポネ 下 (角川文庫)

佐藤賢一といえば中世から近世ヨーロッパなわけだが、なぜか20世紀のアメリカ。前半は確かにアル・カポネの話なのだが、後半はエリオット・ネスの話だ。アル・カポネってシチリアの人ではなかったのだね。奥さんもアイルランド系だし。「アンタッチャブル」…

三浦しをん まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)

まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)作者: 三浦しをん出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/01/09メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 196回この商品を含むブログ (276件) を見るまほろは町田らしいので読んでみたら、町田のあちこちの描写がたくさん出てきて…

大和田秀樹 機動戦士ガンダムさん よっつめの巻 (角川コミックス・エース 40-21)

機動戦士ガンダムさん よっつめの巻 (角川コミックス・エース 40-21)作者: 大和田秀樹出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング発売日: 2009/01/26メディア: コミック購入: 5人 クリック: 35回この商品を含むブログ (74件) を見る「宇宙島のガルマくん」…

エリック・ヴァン・ラストベーダー ボーン・ビトレイヤル〈上〉 (ゴマ文庫),ボーン・ビトレイヤル〈中〉 (ゴマ文庫),ボーン・ビトレイヤル〈下〉 (ゴマ文庫)

ラドラム原案のボーン新3部作第2弾。今回も上下2分冊で住むところを厚い紙を使って3分冊にしている時点で感じが悪いが、だまされついでに読むことにした。テロリストの人間関係が最後まで把握できなかった。どこがどうというわけではないが薄っぺらい気がす…

ナンシー・クレス プロバビリティ・スペース (ハヤカワ文庫SF)

プロバビリティ・スペース (ハヤカワ文庫SF)作者: ナンシー・クレス,Stephan Martiniere,金子司出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2009/01/09メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (18件) を見る「ムーン」、「サン」に続く3部作完結…

TOSデジタルリマスター版 2 "Charlie X" 「セイサス星から来た少年」

歌うウフーラが印象的なエピソード。ハープを弾いているスポックも感情豊かに見えてしまう。柔道のような格闘技をしていたが、カークだけ上半身裸なのは組みにくいから有利なのでは?

川西蘭 セカンドウィンド〈2〉 (ピュアフル文庫)

セカンドウィンド〈2〉 (ピュアフル文庫)作者: 川西蘭出版社/メーカー: ジャイブ発売日: 2009/01/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (22件) を見る待望の第2巻と思って読み始めると第1巻から2年近くジャンプ。しかも主人公がスラ…

春山昇華 サブプライム問題とは何か アメリカ帝国の終焉 (宝島社新書 254)

サブプライム問題とは何か アメリカ帝国の終焉 (宝島社新書 254)作者: 春山昇華出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2007/11/09メディア: 新書購入: 2人 クリック: 95回この商品を含むブログ (91件) を見る昨日のルポ 貧困大国アメリカ (岩波新書)に刺激されてい…

堤 未果 ルポ 貧困大国アメリカ (岩波新書)

ルポ 貧困大国アメリカ (岩波新書)作者: 堤未果出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/01/22メディア: 新書購入: 39人 クリック: 606回この商品を含むブログ (374件) を見る前から読もうと思っていたのだが、やっと購入。アメリカに貧困層が存在するのは知…

エリザベス・ムーン くらやみの速さはどれくらい (ハヤカワ文庫 SF ム 3-4)

くらやみの速さはどれくらい (ハヤカワ文庫 SF ム 3-4)作者: エリザベス・ムーン,小尾芙佐出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2008/12/10メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 19回この商品を含むブログ (59件) を見る21世紀版『アルジャーノンに花束を』という…

福井晴敏 機動戦士ガンダムUC (7) 黒いユニコーン (角川コミックスエース)

機動戦士ガンダムUC (7) 黒いユニコーン (角川コミックスエース)作者: 福井晴敏出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング発売日: 2008/12/24メディア: コミック購入: 10人 クリック: 36回この商品を含むブログ (83件) を見る2009年一発目は福井ガンダム…

TOSデジタルリマスター版 1 "The Man Trap" 「惑星M113の吸血獣」

Super!dramaTVで放送しているTOSのデジタルリマスター版を見始めた。血は吸っていないのでは? なぜ観察者によって見え方が変化するのか説明は? など突込みどころは満載なのだが、この際それはいい。時々声優が変わるのはオリジナル放送時にカットされた部…

2008年のベスト

・ジョン・ル・カレ 「サラマンダーは炎のなかに」 ・ロバート・チャールズ・ウィルスン 「時間封鎖」 ・池上永一 「テンペスト」 ・フランク・シェッツィング 「深海のYrr」 ・川西蘭 「セカンドウインド」 「テンペスト」はとてもよかった。「時間封鎖」は…