2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

浅田次郎 霞町物語 (講談社文庫)

昨日、行きの電車でBRAIN VALLEYを読了してしまって、帰りの電車に乗る前に駅前のしょぼい本屋でなにか読むものをと必死で探した挙句につかんだのがこれ。つい数日前に電車の中で浅田次郎の短編集は読んではいけないという教訓をつかんだのもつかのま、また…

瀬名秀明 BRAIN VALLEY〈上〉 (新潮文庫), BRAIN VALLEY〈下〉 (新潮文庫)

, 読むべきものが無くなったので購入。もう少し論理的な説明をしてほしかった。これでは何のための脳科学研究所なのかわからない。研究所の背景についても謎を残したまま。出版されたのが1997年と約10年前で、その間に現実が進んだということなのだろうか?

浅田次郎 五郎治殿御始末 (中公文庫)

明治維新により行き場の無くなった侍達がどのように始末をつけたかという6篇の短編集。最初の方はたいしたことないかとたかをくくっていたが、さすが浅田次郎の短編集。後半の3篇は電車の中で泣きそうになった。油断は禁物。

梅田望夫 ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)

我々がもやもやと考えていることを明解に示してくれた1冊。Googleの持つ力の大きさをどれだけの人が認識しているのか。Googleで検索して見つからないのは存在しないことと等価だ。Googleの思想は性善説というか楽観的なものだが、その背景にはどのような信条…

秋庭俊 帝都東京・隠された地下網の秘密 (新潮文庫)

戦前に建設された東京の地下鉄は銀座線だけではなく、秘密の地下鉄が建設されていたのではないかという謎に迫る本。本当だとしたなら、よく情報を管理していたものだと思う。旧軍時代ならともかく、新しい地下鉄の工事をする民間企業関係者だけでも相当な人…

えいご漬けはAAとなる

宮部みゆき ぼんくら(上) (講談社文庫), ぼんくら(下) (講談社文庫)

, 特に理由はないのだが、今までこの人の作品を読んでいなかった。たまたま日曜の夜にやっているラジオドラマ(しかも「日暮らし」の方)を聞いて読んで見たいと思い購入。面白いです。構成の巧みさと人物の面白さがなんともいえない。

英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け

今日、店頭にあるのを発見。購入した。最初うるさいところではじめたら何度も聞きなおしたりして、最低ランク。

スー・グラフトン 獲物のQ (ハヤカワ・ミステリ文庫)

毎度おなじみキンジー・ミルホーンシリーズ。なぜか今回はとても読みやすく感じた。多分これまでもとても読みやすい翻訳だったんだろうなあ。キンジーの家族の話がもっと盛り上がるのかと思ったら、途中までしか出てこなかった。ステーシーとドーランの病気…