2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ジョン・C・ライト ゴールデン・エイジ3 マスカレードの終焉 (ハヤカワ文庫SF)

ゴールデン・エイジ三部作の第3弾。今回のはちょっと解りにくかった。太陽の中に突っ込んでいく宇宙船とかは面白いんだけど、哲学的過ぎる。敵もあまり良く理解できなかったし。

秋月達郎 信州長姫殺人物語 (ジョイ・ノベルス)

今回はスルーするつもりだったのだが、どうにも読む本がなくなり購入。やはり思ったとおり大したことない。胡桃沢くるみっていう人、前に出てきたような気がするが、すでにすべて売ってしまっているのでもう調べようがない。

北方謙三 水滸伝 13 白虎の章 (集英社文庫 き 3-56)

今回は武松と李逵が良かった。双頭山のキャラクターはもうよくわからなくなっている。

マシュー・ライリー ターゲット ナンバー12 上 (ランダムハウス講談社文庫),ターゲット ナンバー12 下 (ランダムハウス講談社文庫)

ランダムハウス講談社文庫っていうのはなかなかウオッチできていない。この「スケアクロウ」シリーズ第3弾も出ているのに気が付かなかった。 もう荒唐無稽すぎて何も言うことはないこのシリーズ、今回もバッチリやってくれている。これはもうシリアスな国際…

奥野修司 ナツコ 沖縄密貿易の女王 (文春文庫)

池上栄一のやどかりとペットボトル (角川文庫)でも触れられていた、終戦直後の沖縄の密貿易女王のノンフィクション。実際に石垣島などの八重山に行ってもこんな時代があったことは少しもわからない。表紙の写真を見ると、最近撮られたものではないかと思って…

佐藤亜紀 バルタザールの遍歴 (新潮文庫)

読むものがなくなったので借りていた佐藤亜紀の第1長編を読む。この作者、女性であることに気がついた。今まで男性だとばかり思っていた。『天使』、『雲雀』の連作のほうが好み。

古野まほろ 天帝の愛でたまう孤島 (講談社ノベルス)

悲しい。あまりにも悲しい。悲しくて、最後の30ページあまりの部分を10回くらい読んだ。そうしてもう一度はじめから読み始めたら、あちらこちらにこれでもといわんばかりの伏線が。 一人称視点が峰葉さんに変わるところがポイント。 しかし、このシリーズ、…

しげの秀一 頭文字D(36) (ヤンマガKCスペシャル)

次の峠はどこなのかよく判らない。長尾峠かな?高橋涼介の思わせぶりなせりふが今後どうなるのか気になる。

堀 晃 遺跡の声 (創元SF文庫)

『バビロニア・ウェーヴ』よりも面白かった。淡々とした語り口ががよい。トリニティみたいな新たな生命体が発見されたら遺跡調査員からは取りあげられられてしまうのでは?

斉藤純 銀輪の覇者 上 (ハヤカワ文庫 JA サ 8-1),銀輪の覇者 下 (ハヤカワ文庫 JA サ 8-2)

どうにもありそうにない話。昭和9年という設定もあまりリアリティが感じられない。主催者の動機も理解できない。でも、細かいことを気にしなければそこそこ楽しめる。早く今年のブエルタ、全部見ないと・・

北方謙三 水滸伝 12 炳乎の章 (集英社文庫 き 3-55)

今回は面白かった。燕青の死域での働きがすごい。