2007-01-01から1年間の記事一覧
今回は4コマが少なく、「隊長のザクさん」が全体の半分くらいを占めている。連載をまとめたものなので仕方がないのかも知れないが、もっと4コマを読みたい。
読んでいないはずはないのだが、一度読んでいる気が全くしない。もしかしたら本当に読んでいないのか? とにかく新訳になったせいか、とても50年前に書かれたものとは思えないくらい読みやすい。しかし、コミュニケーションのようなテクノロジーのある部分に…
守り人シリーズ第3弾。アイデアや人物の背景の作りこみはすばらしいと思うのだが、何か冷静に読めてしまう。ジュブナイルくさいというのか、あっさりしているというか。
第15巻。宋軍と全面対決の形からどうなるかと思いきや、北京大名府を落とすことで突破口を開く。しかし、もう人はどんどん死んでいく。子午山の王進のところのエピソードは良い。
「レヴェレーション・スペース」シリーズ短編集の第2巻。『火星の長城』も良かったが、こちらも劣らずに良い。特に表題作の『銀河北極』はとんでもないスケールの話を淡々と語るところがすばらしい。
9年ぶりの登場となる新私立探偵沢崎シリーズ第1弾の文庫化。ハードボイルドの王道を行く。ススキノの便利屋さんと比べると、沢崎のほうが格調高く思える。ただし、現実世界とこの小説世界では時代の感覚にズレがあるようにも思う。特に登場する車の名前に…
意外と早く続きが出てよかった。後半は宇宙での戦い。登場する宇宙機のビジュアルがイメージできなくて、スペースシャトルみたいな機体同士で戦闘をする絵しか浮かんでこなかった。ラストはちょっと拍子抜け。どうして朝倉とジャミイは茶褐色の物質に閉じ込…
「しゃばけ」シリーズ第4弾の文庫化。ドラマになっているらしいがテレビは見ないので知らない。これまでと同じフォーマットで若だんなの周りの話が綴られていく。その中で、一話だけある一太郎が5歳の時の話が印象的。
もうメインラインのストーリーなんてものはないのでダラダラと続く。結局、理由の説明はない。海賊夫妻の出番が少ないので不満。
単行本で上下2巻だったものを文庫化で4分割。今月は2巻までだが、続きはいつ出るのだろう。1巻目はかなりの出来でとても期待しながら読んでいたが、ボルネオに入ってからはもうちょっと。それでも後半を早く読みたい。
もう14巻。しかし、特に書くべきことはない。3連休があったせいで一気に読めず、集中できなかった。
書肆アクセスが店を閉める数週間前のこと。土曜日の開店前に自転車でこれを買いに行ったのだが11時になっても開店しなかった。仕方がないのでその日は手ぶらで帰り、amazonで注文。 慣性で買っているものの、新しい情報は少ない。アップデートした情報だけを…
ムアコックの「永遠の戦士」シリーズもエルリック、エレコーゼ、フォン・ベックときて今回はコルム。今回はもともと3冊だったものをまとめて1冊にしているのでとても厚い。昔読んでいるはずなのだが、全然覚えていない。「剣の王」でエルリックとエレコーゼ…
スペンサーシリーズ第30作とのこと。このシリーズも読んだら売ってしまっている。巻末についている「スペンサー・シリーズ私のベスト・ワン」をみると初期の作品がほとんどだ。スーザンとスペンサーの夫婦漫才みたいになってからは人気がないということか。…
第1弾の『本棚探偵の冒険』はハードカバーで買ったのだが、今回は文庫になって気が付いた。文庫だとちょっと物足りない気がする。自分は読むために本を買っているので、取って置く必要のないものはブックオフに売っているが、手放したものをもう一度手に入れ…
ここのところずっと読みたい本が不足している。そのためにあまり考えずに本を買ってしまっている。この本もどうしても読みたいという気持ちで買ったわけではない。やはり、「ウェブ進化論」ほど面白くないって言うか、全然違う話。もう自分のような年齢の人…
読むものがなくなったので取っておいた「熾火」に手をつける。「駆けてきた少女」「ススキノ、ハーフボイルド」と同じ事件を扱った話であることから買ったのだが、どうせなら畝原シリーズを最初から読もうとして保留していたもの。なかなか書店に畝原シリー…
毎朝通勤電車で大学生のバカさ加減を見ていて読んでみようと思ったが、期待したほどではなかった。しかし、これから大学経営は大変だな。
「ススキノの便利屋さん」シリーズ。今回もすごく面白い。最近のこのシリーズはとてもよい。
ゴールデン・エイジ三部作の第3弾。今回のはちょっと解りにくかった。太陽の中に突っ込んでいく宇宙船とかは面白いんだけど、哲学的過ぎる。敵もあまり良く理解できなかったし。
今回はスルーするつもりだったのだが、どうにも読む本がなくなり購入。やはり思ったとおり大したことない。胡桃沢くるみっていう人、前に出てきたような気がするが、すでにすべて売ってしまっているのでもう調べようがない。
今回は武松と李逵が良かった。双頭山のキャラクターはもうよくわからなくなっている。
ランダムハウス講談社文庫っていうのはなかなかウオッチできていない。この「スケアクロウ」シリーズ第3弾も出ているのに気が付かなかった。 もう荒唐無稽すぎて何も言うことはないこのシリーズ、今回もバッチリやってくれている。これはもうシリアスな国際…
池上栄一のやどかりとペットボトル (角川文庫)でも触れられていた、終戦直後の沖縄の密貿易女王のノンフィクション。実際に石垣島などの八重山に行ってもこんな時代があったことは少しもわからない。表紙の写真を見ると、最近撮られたものではないかと思って…
読むものがなくなったので借りていた佐藤亜紀の第1長編を読む。この作者、女性であることに気がついた。今まで男性だとばかり思っていた。『天使』、『雲雀』の連作のほうが好み。
悲しい。あまりにも悲しい。悲しくて、最後の30ページあまりの部分を10回くらい読んだ。そうしてもう一度はじめから読み始めたら、あちらこちらにこれでもといわんばかりの伏線が。 一人称視点が峰葉さんに変わるところがポイント。 しかし、このシリーズ、…
次の峠はどこなのかよく判らない。長尾峠かな?高橋涼介の思わせぶりなせりふが今後どうなるのか気になる。
『バビロニア・ウェーヴ』よりも面白かった。淡々とした語り口ががよい。トリニティみたいな新たな生命体が発見されたら遺跡調査員からは取りあげられられてしまうのでは?
どうにもありそうにない話。昭和9年という設定もあまりリアリティが感じられない。主催者の動機も理解できない。でも、細かいことを気にしなければそこそこ楽しめる。早く今年のブエルタ、全部見ないと・・
今回は面白かった。燕青の死域での働きがすごい。