2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

東直己 ススキノ、ハーフボイルド (双葉文庫)

札幌の高校3年生の男の子が主人公でかっこよく描かれるのかと思ったら全然違う。わりとゆったりと始るのに、最後の方の展開はアレってな感じ。まあ、面白いからいいか。

デビット・アレン 仕事を成し遂げる技術―ストレスなく生産性を発揮する方法

所謂、Getting Things Doneの翻訳本。頭の中に詰まっているモノを取り出して、整理することによりストレスから開放され生産性が高まりますよということはよく分かるのだが、実践方法が今ひとつピンとこない。翻訳のせいなのか?

ポール・J・マコーリー フェアリイ・ランド (ハヤカワ文庫SF)

うーん、ロリコンの片思いの話? なんか読みにくかったなあ。ロンドンからパリ、アルバニアと場面が飛ぶたびに何も見えなくなる感じ。最後はありがちだけどなあ。パウエル夫人とグラスって何者だったのか分かりませんでした。

ジェームス・W・ヤング アイデアのつくり方

アイデアを生み出すための5つのステップ。とっても薄いが装丁がかわいいので許す。内容は箇条書きにすると原稿用紙一枚にも満たないかも。

酒とつまみ 第6号

イタリア書房に行ったついでに書肆アクセスで「酒とつまみ」のバックナンバーを購入。重松清のインタビューが面白い。

佐々木譲 冒険者カストロ (集英社文庫)

キューバ革命を成功させたフィデル・カストロの前半生を描いたノンフィクション。佐々木譲の作品ということで購入したら意外と面白かった。チェ・ゲバラの映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」をちょっと見たくなった。

Gambero Rosso vinid'Italia 2006

神田のイタリア書房で購入。2006年版は表紙が白いです。そして、グラスは青いのです。

藤原正彦 国家の品格 (新潮新書)

この人は新田次郎氏の子供で、数学の先生だ。「武士道精神」を復活させ国家の品格を取り戻そうということらしい。確かに「ならぬことはならぬものです」という会津藩の教えはすばらしいが、武士道なのかは疑問。エリートを養成するということは必要かもしれ…

新川明 新南島風土記 岩波現代文庫―社会

この本は沖縄が日本に復帰する前の1964年から65年の間に沖縄タイムス紙に連載された記事をまとめたものだ。沖縄が日本に返還されたのがいつだったかすっかり忘れてしまっていた。調べたら1972年だった。そういえば沖縄海洋博は1975年。 今から40年以上前の八…

2005年のベスト

・池上永一 シャングリ・ラ ・アレステア・レナルズ 啓示空間 (ハヤカワ文庫SF) ・グレッグ・イーガン ディアスポラ (ハヤカワ文庫 SF) ・藤崎慎吾 ハイドゥナン (上) (ハヤカワSFシリーズ・コレクション), ハイドゥナン (下) (ハヤカワSFシリーズ・Jコレク…

Tom Stafford & Matt Webb Mind Hacks ―実験で知る脳と心のシステム

オライリーのHACKSシリーズの中でも異色のタイトル。実際に実験を行いながら読むため、PCの前で読むほうが良い。実験のページにはリンク集からたどるのが便利。URLが出版時から変わっているところも多いが、リンク集では修正してある(未修正のものもあるが)…