2004-03-01から1ヶ月間の記事一覧

富樫倫太郎 妖説 源氏物語〈1〉 (C・NOVELS)

書店で初めて目にしてから4ヶ月、迷った末に購入。内容は予想と違って、夢枕獏の「陰陽師」シリーズにかなり近い感じの中篇3本構成。でも書き下ろしらしい。光源氏の子供と孫、さらに陰陽師がからむ。意外と面白かったので4月に発売予定の弐巻にも期待したい…

黒野耐 参謀本部と陸軍大学校 (講談社現代新書)

先月読んだ「坂の上の雲」の影響で明治時代と陸軍関連の本に目が行く。この本は参謀本部という組織と陸軍大学校での教育が、日露戦争以降の日本陸軍の破綻の要因としている。 よく耳にする大本営とは何かを初めて理解した。 よそから移動

仲田定之助 明治商売往来 (ちくま学芸文庫)

この本と、その続編がかなり前から平積みしてあり、気になっていた。筑摩の文庫は値段が高いので購入をためらっていたのだが、なにせ読むものがないので購入。 作者が少年時代をすごした明治30年頃の日本橋、銀座などのお店や、物売りなどの商売の様子をまと…

ST TOS-62 Is There in Truth No Beauty?(美と真実)

見てしまうと発狂する生物。盲目の美人大使。最近はきれいな人がゲストで登場しても必ずカークといちゃいちゃするわけではないようだ。

ST TOS-61 Spock's Brain(盗まれたスポックの頭脳)

結構よく考えてあるシナリオなのかもしれない。脳なしになったスポックをリモコンで操作しているところが笑える。最後の手術は適当なところがあったに違いない。

ST TOS-60 And the Children Shall Lead(悪魔の弟子達)

半透明の緑の人に操られる子供たちの話。子供たちが実に憎たらしい。

ST VOY-67 Worst Case Scenario(反乱)

SCのVoyagerは4月からベルト放送になるので憂鬱。そんなに見られないって。 ところで、このエピソードはかなり面白かった。ホロプログラムだと分かってからのひねりが効いていた。セスカの恨みは恐ろしい。

池澤夏樹 カイマナヒラの家 (集英社文庫)

池澤夏樹のハワイイ物ということで購入。ダイアモンドヘッドの近くのビーチサイドに立つ家で暮らす人々の話が美しい文章で綴られている。 この人の本は「マシアス・ギリの失脚」と「ハワイイ紀行」、それに「静かな大地」くらいしか読んでいない。マシアス・…

浅田次郎 地下鉄に乗って (講談社文庫)

読むものがなくなったので同居人の本棚を物色して発見した。タイトルからエッセイかと思っていたら、ぜんぜん違っていて、ファンタジーだった。昔はこういう話はSFと呼ばれていたのではないのか。 よそから移動

ロバート・リード 地球間ハイウェイ (ハヤカワ文庫SF)

ひさしぶりにSFを読む。無限に存在するパラレルワールドの地球を行き来できるというアイデアはよいのだが、そのアイデアを小説に生かしきれていない。読んでいて面白くないのは読み手の方が変わってしまったのだろうか。 よそから移動

フルタのスタートレックフィギュア2

3個購入。ENTERPRISE-D,VOYAGER,ENTERPRISE-D(改装後)の3つ。もう買わなくてもいいか。ENTERPRISE-Eはなかなかあたらなそうだし。ちなみにスケールがまちまちでVOYAGERのほうがENTERPRISEより大きい。

ST VOY-66 Displaced(消えてゆくクルー達)

面白いエピソード。しかし、あの異星人は今ひとつなにをしたいのか分からなかった。あまりたくさん人数もいないようだし。トレスとパリスも「9歳のケス」で示された未来の可能性に近づいていくのだろうか。

ST VOY-65 Distant Origin(遠隔起源説)

1エピソード見逃しているためか、ケスの髪型が「9歳のケス」の時のものになっている理由がわからない。恐竜の子孫の人たちの技術力はすごい。新学説に納得してもらえれば地球に帰れたのに。

千秋寺亰介 怨霊記 魔洞界二 異形通天閣 (トクマ・ノベルズ)

「陰陽寮」に続いて、『新伝奇』シリーズより。 こちらも結構長いのだが、タイトルが番号だけで表示されていないので通巻で何番目なのかわからない。 パターンとしてはプロローグで弱い怨霊をやっつけて、その後メインの怨霊と対決する。そのため、前の巻の…

ST VOY-64 Real Life(ドクターの家庭)

録画の失敗のため見られず。きっと面白いエピソードだったんだろうな。

ST VOY-63 Before and After(9歳のケス)

残りあと3分くらいのところで、録画映像がぼろぼろになって見られなくなった。 それまでかなり面白かったので非常に悔しい。今までこんなことは無かったのに。 始めの頃、ドクターなんか違うなって思ったのだが、髪の毛があったんだね。

富樫倫太郎 陰陽寮 八 王都炎上篇 (トクマ・ノベルズ)

徳間ノベルズの伝奇物は徳間ノベルズ『新伝奇』シリーズとなり、隔月で出版されるようだ。その第一弾として登場したのが「陰陽寮」シリーズと「怨霊記」シリーズ。 「陰陽寮」の方は1巻で進む時間がだんだん遅くなってきているような気がする。出版のインタ…

ST TOS-59 The Enterprise Incident(透明宇宙船)

カークとスポックがひそかに連邦の命令で行動していたようだか、クルーに命令の内容を秘匿しておく必要性が無いように思える。ドラマ的には意味があるのだけれど。いつもならカークの役回りをスポックが演じていたのが興味深い。