2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ラリー・ニーヴン リングワールドの玉座―ノウンスペース・シリーズ (ハヤカワ文庫SF)

今からはるかな昔、『リングワールド』を読んだ時の衝撃は今でも覚えている。圧倒的に馬鹿でかい構造物というのに弱いのかもしれない。この本はリングワールドシリーズの第3作の文庫化なのだが、読み始める前に不安な点が2つばかりあった。ひとつはもしかす…

ENTERPRISE第4シーズン

ほぼ半年振りにSTAR TREKネタ。5月10日からスーパーチャンネルで放送開始。ついでに新しい映画も2008公開予定とスラッシュドットに書いてあった。

酒とつまみ (第8号(2006年春夏号))

ずいぶんと間があいたが第8号が出た。私は見られなかったのだが、「タモリ倶楽部」で取り上げられたらしい。今回のインタビューはその関係で井筒和幸監督。毎回このコーナーは面白い。

佐々木俊尚 グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する 文春新書 (501)

Googleとは何かについて述べている。新しい権力者としての危険性を指摘しているが、我々はどう対処するべきなのかは提示されていない。支配を受け入れすべてをGoogleにさらすのか、Googleの手の届かない裏のネットワークへでも逃げるのか。

ウィル・マッカーシイ コラプシウム (ハヤカワ文庫SF)

表紙の女の子と裏表紙の解説は狙ったものなのか? あんまりこの本の本質には関係ない気がする。 テラフォーミングにより太陽系に進出した人類はなぜか直接選挙による単一王国(実際は女王)になっている。主人公のブルーノ・デ・トワジは科学者でありながら、…

マイクル・ムアコック メルニボネの皇子―永遠の戦士エルリック〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)

エルリックだ。マイクル・ムアコックだ。 これって20年位前に読んでいると思うのだが、確信が無い。なぜ、今エルリックが再び出版されるのか事情は知らない。 もしかして、映画化するとか? やめたほうがいいと思うけどなあ。 久しぶりにムアコックを読んだ…

沖縄ナンデモ調査隊 沖縄・離島のナ・ン・ダ!? (双葉文庫)

1テーマ2ページから3ページで、沖縄の離島についてのネタが語られている。石垣離島航路の2つの舟会社の比較が面白い。そういえば八重山毎日新聞によると、この前鹿児島で起きたジェットフォイルと鯨の衝突事故を受けて、八重山では流木と衝突する可能性があ…

ジェイムズ・H・コッブ 隠密部隊ファントム・フォース(上) (文春文庫), 隠密部隊ファントム・フォース(下) (文春文庫)

, すっかり存在を忘れていたら続きが出たアマンダ・ギャレットシリーズ。ハイテク軍事スリラーとしてはちょっとというところもあるが、面白く読める。女性の艦長というとVOYAGERのジェインウエイが思い出されるが、こちらの方が美人そうだ。

SDカード

デジカメ(Panasonic DMC-FX7)用に容量の大きなSDカードが欲しくていろいろ見ていたら台湾製のADATAというやつが1GBで転送レート22.5MB/secで5,980円だったので購入。動かなかったらあきらめるつもりだったが、あっさり認識して使えている。

松尾理也 ルート66をゆく―アメリカの「保守」を訪ねて (新潮新書)

ヒストリック・ルート66で米国の「保守」を訪ねるというもの。共和党イコール「保守」では無いらしい。保守層から見るとブッシュは「リベラル」と評価されているとのこと。「保守」というのは中絶反対や同性愛批判などの社会問題と、他国には干渉しないとい…

茅田砂胡 大鷲の誓い デルフィニア外伝 (C・NOVELS Fantasia)

デルフィニアの外伝って、なんでいまさら。もうね、この人たちが誰なのか、全然覚えていないのですよ。王様がどこから出てきたのかも忘れてしまいました。

秋月達郎 京都上賀茂殺人事件―禊ぞ、神の… (ジョイ・ノベルス)

ジョイ・ノベルズってよく注意していないと出版されたことが分かりにくい。今回もまた京都だ、どれどれと読んでいるとなんかおかしい。主人公が竹之内潤一郎ではなく、弟の竹之内春彦になっている。気になったので今までの作品を調べてみたら、これまでの3作…

福井晴敏 Op.ローズダスト(上), Op.ローズダスト(下)

, 一言でいうと「お台場で戦争」あるいは「もう少しでお台場沈没」。亡国のイージスみたいな感じ。読んでいて飽きないところは作者の力なんだろう。 架空のIT企業「アクトグループ」というのが現実のどの企業から着想したのか興味深い。 もうこの人の作品を…