2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧
今年からは年に1巻分の文庫化とペースが落ちるようだ。この巻を読んだだけではローマ帝国の「終わりの始まり」という感じはしない。パルティアを必要以上にたたいたことによりササン朝ペルシアという新たな脅威が生まれてくることは判る。セプティミウス・…
今回はかなり大きな動きあり。みんながみんな梁山泊のとりこになる中、この刺客の人は使命を全うすることができたわけだ。
ロバート・ラドラムの死後6年たって見つかった遺稿。ラドラムを読んだのはもうずいぶん昔のことだ。ボーン3部作あたりは面白かった気がする。本作品についてはそんなに面白いというほどではない。基本設定がありえない。
やっぱりそうなのね。でもまあいいや。仕方ないから付き合うことにします。
このシリーズ、だんだん厚くなっているような気がする。話は9・11以降の米国の重たい話。レッドパージ時代や、階級社会など背景は盛りだくさん。時々長々と考え込む部分が読みにくい。
ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアの長編。なぜ今頃出版されたのだろうか? 昔のSFの香りがする。とはいっても舞台がSFなだけで、コンテクストはミステリー。ある場所に人々が集まって、イベントが発生するというパターン。なにものかがダミエム人を変質さ…
なんとなく買ってしまった。産業遺跡と同じコンテクストでの戦争遺跡というよりも軍事遺跡。北海道でトーチカを見た気がする。
「王狼たちの戦旗」完結なのだが、すべてが中途半端。ロブは全然出てこないし。スターク家の子供たちはそれぞれ困難な状況に置かれたままだ。早く第三部も文庫化してもらわないと忘れてしまう。
ただただ号泣。鴨志田穣氏のご冥福をお祈りいたします。