戦前に建設された東京の地下鉄は銀座線だけではなく、秘密の地下鉄が建設されていたのではないかという謎に迫る本。本当だとしたなら、よく情報を管理していたものだと思う。旧軍時代ならともかく、新しい地下鉄の工事をする民間企業関係者だけでも相当な人数のように思えるが。よく、「国道246号線は軍用道路だ」とか言われるが、これは都市伝説のようなものだと思っていた。しかし、この本に書かれている地下鉄については有りそうな気もして面白い。続編もあるようなので早く文庫化してください。
そういえばついに「ダ・ビンチ・コード」が文庫になるようだ。
