三浦しをん 風が強く吹いている (新潮文庫)

風が強く吹いている (新潮文庫)

風が強く吹いている (新潮文庫)

この人の本は直木賞をとった「まほろ・・」以来なのだが、あれとは全然違う。ちょうど「一瞬の風になれ」を読んだ後だったので長距離もいいかなと読んでみた。しかし、アパートの設定と箱根駅伝に出るというのがもう全然リアリティがないのだが、そんなことはお構いなしにぐいぐい読ませる。今年は陸上競技小説の年なのか。