眉村卓 消滅の光輪 上 (創元SF文庫 ま 1-2),消滅の光輪 下 (創元SF文庫 ま 1-3)

司政官シリーズの長編。今から30年以上前にハヤカワSFマガジンに連載されていたものだ。その当時はごくたまにSFマガジンを買っていたのだが、毎号買っていたわけではないので連載小説は読んでいなかった。それでも眉村卓の司政官もの(「引き潮のとき」かもしれない）が連載されていた記憶がある。今読んでみても、テクノロジー的にあまり違和感はない。話は下巻の真ん中ごろから面白くなる。カルガイスト家の軍人も登場するがあまり出番はない。この調子で「引き潮のとき」も出してくれないかなあ。