大石英司 ぼくらはみんな、ここにいる (中公文庫)

ぼくらはみんな、ここにいる (中公文庫)
吹奏楽部の文字に引かれて買った。プロローグの再会のイメージが強く印象に残る。別にSF的な説明は無い。生徒たちもキャラクターが立っていない。
このような話ではどこかで必ずカットが入って場面転換があるはずで、半分過ぎたくらいから今か今かと期待しつつ読んでいたのだが、結局エピローグのところだけだ。
この人はシミュレーション戦記もので有名らしいが、そちらは全く読まないので知らなかった。