トマス・ハリス ハンニバル・ライジング 上巻 (新潮文庫), ハンニバル・ライジング 下巻 (新潮文庫)

ハンニバル・ライジング 上巻 (新潮文庫) ハンニバル・ライジング 下巻 (新潮文庫)


ものすごくグロテスクな展開を予想したのだが、そんなことは無くとても読みやすい。翻訳者の力量なのだろうか。しかし、ドイツ占領時代から戦後にかけてのフランスをはじめとするヨーロッパの人々の心情は複雑なものなのだろう。ハンニバル・レクターのように復讐を遂げた人もいたのだろうか。