アーサー・C・クラーク 幼年期の終わり (光文社古典新訳文庫)

幼年期の終わり (光文社古典新訳文庫)
読んでいないはずはないのだが、一度読んでいる気が全くしない。もしかしたら本当に読んでいないのか? 
とにかく新訳になったせいか、とても50年前に書かれたものとは思えないくらい読みやすい。しかし、コミュニケーションのようなテクノロジーのある部分についてはクラークの予想通りにはなっていない。それでも、本作のテーマは現代でも十分通じる普遍的なものであるから、現実との些細な違いは気にならない。