菊地慶一 街にクジラがいた風景 オホーツクの捕鯨文化と庶民の暮らし (ニッポン聞き書き選書 (1))

街にクジラがいた風景 オホーツクの捕鯨文化と庶民の暮らし (ニッポン聞き書き選書 (1)) 北海道の出版社、寿郎社が刊行を開始した「ニッポン聞き書き選書」の第一弾。この作者の書いたオホーツクの灯台の本は前に読んでいる。
クジラ漁や炭鉱など、今ではほとんど消えてしまった産業にかかわった人たちの声を直接きいてまとめることは非常に重要だと思う。市史などの客観的な記述では何も伝わってこないのだ。