2007-12-21から1日間の記事一覧

上橋菜穂子 夢の守り人 (新潮文庫)

守り人シリーズ第3弾。アイデアや人物の背景の作りこみはすばらしいと思うのだが、何か冷静に読めてしまう。ジュブナイルくさいというのか、あっさりしているというか。

北方謙三 水滸伝 15 折戟の章(集英社文庫 き 3-58)

第15巻。宋軍と全面対決の形からどうなるかと思いきや、北京大名府を落とすことで突破口を開く。しかし、もう人はどんどん死んでいく。子午山の王進のところのエピソードは良い。